コレステロールの嘘

【コレステロールの嘘】なぜスタチン(コレステロール低下薬)は細胞毒なのか?

2021年1月22日

脂質栄養学会ではスタチン系薬剤のことを「細胞毒・ミトコンドリア毒」と明言しています。

一体スタチンってなんでしょうか?またなぜ脂質栄養学会はスタチンのことを毒と言い放っているのでしょうか?

この記事ではスタチンが細胞毒であることについて調べてみました。

スタチンの作用 

スタチン (Statin)とはHMG-CoA還元酵素阻害薬です。

HMG-CoA還元酵素の働きを阻害することによって、血液中のコレステロール値を低下させる薬物の総称です。

下図は「代謝」がわかれば身体がわかる(光文社新書)よりの引用です。

コレステロールの合成

「代謝」がわかれば身体がわかる(光文社新書)

スタチンの副作用

スタチンには副作用が沢山あります。

コレステロールの前駆物質であるメバロン酸の合成を抑制する(かなり前の段階から阻害する)ため色々な不都合が生じるのです。

以下Wikipediaから

スタチンの投与によってみられる副作用には、筋肉痛・腹痛・発疹・倦怠感などのほかに、重篤なものとして横紋筋融解症・末梢神経障害・ミオパシー・肝機能障害・血小板減少・心不全の発症・動脈硬化症などがある。このうち横紋筋融解症は急激な腎障害を伴うことがあるため、投与時にはクレアチンキナーゼやミオグロビンなど筋原酵素の動態に注意を払う必要がある。アルコール中毒者や肝臓障害者および既往歴のある者や甲状腺機能低下症の患者は高リスク群となる。

高用量のスタチンを処方した場合、急性腎障害による入院率が上昇するとの報告がある

その他には発癌、認知症などの副作用もあります。これらの副作用は発症までにかなりの時間がかかりますので

通常の臨床試験(3年〜5年)では発見されにくいのです。

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脂質栄養学会の見解

日本老年医学会 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015に対するコメント平成27年

スタチンはミトコンドリア毒であって ATP 産生を障害し、ほとんどすべての組織に対 して細胞毒となる

ミトコンドリアにおける電子伝達系と共役した酸化的リン酸化により ATP がつくられ、 これが各種の細胞のエネルギー源になっている。電子伝達系の必須な成分、CoQ10 とヘム a の合成には、コレステロール合成のプレニル中間体が必須であり、スタチンはこの過程を抑制して ATP 産生を抑える。

心筋は絶えず鼓動を続けるため、最も多くの ATP を必要とする組織である。スタチンは ATP 産生を抑えて骨格筋や心筋の障害をひきおこす。スタチンの横紋筋融解をはじめとす る筋肉障害や心不全促進作用などには、このミトコンドリア毒としての作用が現れていると理解できる。運動機能の低下がおこれば、冠動脈疾患や心不全あるいは骨折の危険性が 増加すると考えられる。

まとめ

  • スタチン系薬剤は、身体にとって必要なコレステロール合成を無理矢理阻害することに加えて電子伝達系も抑制しATP産生を抑えます。
  • まさに細胞にとって毒であると言えましょう

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大平万里先生の「代謝」がわかれば身体がわかる(光文社新書)はイラストがとてもわかりすく、愛読しています。

「代謝」がわかれば身体がわかる (光文社新書)

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