コレステロールの嘘 書評

【コレステロールの嘘】本当は危ない植物油 ーその毒性と環境ホルモン作用ー

2015年7月17日

本当は危ない植物油 ーその毒性と環境ホルモン作用ー:奥山治美 著

コレステロールは、脂溶性のステロイドホルモンの材料となるべき物質です。どうして「悪玉」などと名付けられたのか理解に苦しみます。まして、それをコレステロール低下剤で下げるなどということは、まったく馬鹿げた話なのですが、そのことは後ほど詳しく述べます。  

つまり、コレステロールは、細胞膜などの材料となるほか、すべての脂溶性のステロイドホルモンの材料として必要なのです

低コレステロール血症が長く続くと、年を取ってボケたり寝込んだりしやすいのです。  

年を取って物忘れなんかを予防するためには、コレステロールがたっぷり含まれる肉、卵、魚を十分に摂りなさい、ということになるでしょう

ごく最近、英国からビッグニュースが届きました。英国の医師会雑誌が「リノール酸の摂取を増やし、動物性脂肪を減らすという食事指導は誤っており、方向転換が必要である」という論説を載せたのです(Calder P, BMJ 2013; 346: f493 doi.)。  これは、産業界も御用学者も無視できないでしょう

お勧めできる植物油

オメガ3群の「シソ油・エゴマ油」と「亜麻仁油・フラックス油」の二種類。  

これらは健康食品店やスーパーなどで、高価なプレミアム油として売られています

今はやりのココナツオイルはどうなんでしょうね?所詮植物油なのでよくないという意見も散見されます。

 

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