ビタミン

【ビタミン】ビタミンA:過剰摂取を気にするべきか?

2020年7月26日

ビタミンAは脂溶性ビタミンのひとつであり、過剰摂取を危惧する声が一般的にあるが
はたしてビタミンAの過剰摂取は気にする必要があるのであろうか?

ビタミンA:過剰摂取を気にするべきか?

ビタミンA

医療機関における輸液関係でビタミンAが含まれているのはすくない。高カロリー輸液に使用するマルチビタミン製剤に含まれているが、下記2製品のみか?
* ビタジェクト:B1, B2, B3, B5, B6, B7, B9, B12, C, A, D2, E, K(脂溶性ビタミンを含む)高カロリーのみ
* オーツカMV:B1, B2, B3, B5, B6, B7, B9, B12, C, A, D3, E, K(脂溶性ビタミンを含む ビタジェクトとの違いはD3だけ)高カロリーのみ

以下藤川先生のブログの記載から[https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12420275913.html]
Helen Saul Case:Orthomolecular Nutrition for Everyone: Megavitamins and Your Best Health Ever、より

 ビタミンAは、生体膜を維持する、ホルモン合成を補助する、水素/電子の供与/受け取り、補酵素としての機能、などの機能がある。
 網膜機能の維持に必要。
 細胞分裂に必要。
 A不足があると、流産、死産となる。

しかし、100000IUを長期間漫然と摂取すると中毒になる危険性がある。
 A過剰症の症状は、脱毛、発赤、落屑、筋肉痛、頭痛、および粘膜症状としての口唇の炎症、胃痛、結膜炎。
 (通常、上限は75000~100000IU)
 (妊婦の上限は10000IU)

以下も藤川先生のブログより[https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12396854901.html]
1.ビタミンA
 Aは健常な粘膜や皮膚を維持し、免疫力を強化し、ガンを防ぐ。
 A不足は粘膜機能の低下を生じ、易感染性を生じる。
 Aは正常な視力を維持するために必要。
 Aとカロチンは非常に酸化されやすいが、Eがあれば酸化から防ぐことができる。 
 A不足は一般に考えられているよりかなり深刻である。
 A不足で結石を生じる。
 高用量のAとD3は喘息、関節炎に効果を示す。
 喘息、関節炎には10000IUで開始し、50000IUまで増量+D3を10000IU。

 アメリカ政府のRDA/DRIでは、3000~5000IU。
 しかしこれは全く不足している。
 10000IUで開始し、50000IUまで増量。
 妊娠中は10000IUが上限。
 ガンと闘うには500000IUが必要との意見がある。

一般的に販売されているビタミンAの用量はNOWの製品で10000単位と25000単位がある。
10万単位を漫然に飲むのは危険
妊婦は1万単位まで
*通常の上限は75000単位から100000単位*
自分はもう2年ほど毎日25000単位飲んでいるが、特に過剰症の症状はない。

おすすめビタミンA

Source Naturals, ビタミン A、10,000 IU、100粒
製造元 ソースナチュラルズ

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