書評 糖質制限

【書評】腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」:江部康二 著

2015年7月12日

71eA2kep1DLもともと江部先生は糖尿病治療の一環として糖質制限を勧められてきましたが、この本はズバリ「ダイエット本」として出されました。
主張は概ねいままでの本と同じですが、さすがにわかりやすいですね。
 
単糖類と二糖類だけを糖類といいます。つまり「糖類ゼロ」には、その他の多糖類、糖アルコール、人工甘味料が含まれているというわけです。  糖質ゼロと糖類ゼロ、一字違いのややこしい表記ですが、糖質制限食では「糖質ゼロ」だけ飲むようにしましょう。
糖質と糖類は違う!!
 

タンパク質と脂質は血糖値を上昇させません。米国糖尿病協会(ADA)のガイダンス『Life with Diabetes(糖尿病と生きる)』も1997年版では「タンパク質の50%、脂質10%未満が血糖に変わる」としていましたが、改訂された2004年版ではこの記述は削除されています。

ここは、糖質制限否定論者が「蛋白質も脂質も食べると血糖は上がる!」という主張にたいする根拠となります。また、多くの血糖測定機器をもっている方々のレポートからも裏付けられますね。

どうしていまだに「脳はブドウ糖しか利用できない」という主張がメディアなどで繰り返されているのか、私には理解に苦しむところです。
本当にこれいまだに言ってる人多いです。
 

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