久しぶりの星5つの本! でした。
目次
1. 日本人女性の8割は鉄が空っぽだった ーうつ・パニック障害は「鉄・タンパク不足」が原因
2. 「鉄・タンパク不足」を伴う不安・うつ・パニック障害治療の実際
3. 鉄ー地球・生命にとって特別な元素
4. エネルギー代謝と鉄 ーあらゆる病に鉄不足が関わる理由
5. 医師はなぜ栄養について知らないのか ー治療の旧パラダイムから新パラダイムへ
6. 【実践編】鉄吸収をよくする「低糖質+高タンパク食」とサプリメント
ヘモグロビンは下がっていなくても、フェリチンが30以下の人は鉄欠乏である。知らなかった。今度からフェリチン測ろう。ただ、その日にわからないのが難点。
女性は常に生理で鉄が失われている。更に出産すると胎児に鉄を十分に渡すために、母体のフェリチンは50も低下する。産後うつ病は鉄欠乏で説明できるとのこと。
「糖質を控えると二日酔いにならない理由」というのが、秀逸でした。
アルコールの代謝にはビタミンB1とナイアシンが必要で、これらが不足するとアセトアルデヒドが溜まり二日酔いになってしまう。精製糖質を摂取するとその代謝過程でビタミンB1をはじめとするB群が消費されてしまうということです。
たしかに糖質制限を始めたら二日酔いが全くなくなって、どうしてだろうと思ってたので腑に落ちました。
医療機関で処方できる鉄剤は非ヘム鉄しかない。非ヘム鉄よりもヘム鉄の方がいいのだが、お勧めはキレート化したフェロケルで通販で購入できる。
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