【糖質制限】炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません:江部康二 著

2015年7月24日

江部先生の著作はどれを読んでも説得力があります。すべてDATAを示しながら論じられていて、憶測での主張がありません。以下、グッときた文を引用してます。
久山町のデータからは、白米を多く食べている人ほどアルツハイマー病を発症しやすいことも報告されています。
1999年に発表された有名なロッテルダム研究では・・・・・インスリン治療を受けている糖尿病患者ではアルツハイマー型認知症の発症リスクが4.3倍高いとしています。つまり、多すぎるインスリンは、外部からの注射であろうと、人体内部で賛成された物だろうと認知症につながるし、発がんリスクもあるということなのです。現代のイヌイット文化の原型は、紀元後10世紀頃にアラスカで発生し、その後2,300年あまりのうちに西はチェコト半島から東はグリーンランドまでの広域に広がった、捕鯨を生業とした文化だからである。つまり、イヌイットにおいて、糖質制限的な伝統食の時代には少なかった生活習慣病型のがんが、糖質を日常的に摂るようになると増加したわけです。

逆説的に言えば、イヌイットの実例は、糖質を制限することで生活習慣病型の癌が呼ぼうできることを、証明していると言うことです。
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