体にいい食べ物 悪い食べ物といいます。
一般的に脂肪の多い食べ物は体に悪く、野菜は体にいいと言われています。
そもそもこの認識が間違っているのが、成人病で苦しむ原因となっているのです。
私もつい数年前までは「ごはん(お米)は脂肪が少なく健康にいい!」と信じていました。そのため米を大量に食べて満足していたものです。
そして鍋のときなど白菜の芯の部分をよろこんで沢山たべて、腸の中がきれいになった気分でいました。
でも、それは間違いでした。
お米などの糖質たっぷりの食品を食べると血糖が上昇し、インスリンが分泌されます。高血糖は血管内皮細胞を傷つけますし、高インスリン血症自体が悪いという主張もあります。
野菜をたっぷり食べると、その中の食物繊維分は消化されずにそのまま大腸へ送られて便となります。腸内細菌が分解するといってもホモサピエンスの短い腸管では大した量は望めません(草食動物は腸管の解剖学的構造がセルロース分解酵素をもつ腸内細菌を保持するように進化しています)。
お米・うどん→体にいいは間違い(実は消化に悪いし糖質たっぷりで血糖が上昇しまくる)
野菜→体にいいは間違い(消化されないので腸に負担がかかる)
問題は、体にいいと思った食品は大量に食べて満足することが考えられることです。
体にいいと思って野菜を大量に食べると、便秘気味の人は腸閉塞になる可能性があります。
食餌性腸閉塞の原因で多いのは、餅、キノコ、わかめなどです。
ワカメは水溶性食物繊維なので便秘にいいとか言われていますが、まったくの間違いです。
これからは「おこめは体に悪い」、「うどんは体に悪い」「野菜は体に悪い」と認識しながら食べる必要があります。