ビタミンB6欠乏症には以下のようなものがあります!
ペラグラ、脂漏性皮膚炎、舌炎、口角症、リンパ球減少症。成人では希に、うつ状態、錯乱、脳波異常、痙攣発作
ギンナン食中毒
銀杏に含まれている物質(ギンコトキシン)がビタミンB6に拮抗することによって、痙攣等を引き起こすことがある。報告例の70%程度が5歳未満の小児である。
中華料理店症候群
頭痛、顔面紅潮、発汗などを呈する。中華料理に多く含まれているうま味調味料であるグルタミン酸ナトリウムが原因とする説がある。ビタミンB6を食前に投与すると抑えられるとされる。
そもそもビタミンB6ってなんだ?
ビタミンB6 (vitamin B6) には、ピリドキシン (pyridoxine)、ピリドキサール (pyridoxal) およびピリドキサミン (pyridoxiamine) があり、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。栄養素のひとつ。(Wikipedia)
アミノ酸代謝
ピリドキサールリン酸は、合成から分解までのほぼすべてのアミノ酸代謝に関与する。
システイン→メチオニン
セレノメチオニン→セレノホモシステイン
トリプトファン→ナイアシン
ヒスチジン→ヒスタミン
トリプトファン→セロトニン
グルタミン酸→γーアミノ酪酸
ジヒドロキシフェニルアラニン→ドーパミン
糖新生
転移反応の触媒として、グリコーゲンホスホリラーゼの必須補酵素として働く
脂質代謝
スフィンゴ脂質生成酵素の必須成分
その他
神経伝達物質合成、ヒスタミン合成、ヘモグロビン合成、遺伝子発現など
ビタミンB6の必要量は?
成人で1日1.4mgとなってます。ただしこの「日本人の食事摂取基準」というのも、なんの根拠もないDATAらしい。
商品
ビタミンB6だけを単独で飲むことはあまりないかと思いきや・・やはりNowにもLife Extensionにも商品はあります。100mgから250mgまで。
NowのB-50にも当然50mg含まれていますのであえてB6単剤を購入する必要まではないでしょう。