なんと従軍慰安婦のウソを指摘したことで有名な秦郁彦先生が受動喫煙に関する欺瞞を述べられてます。
現在マスコミでは盛んに「受動喫煙で年間1万5千人が死亡!」とか叫んでます。
これをそのまま受け止めると「受動喫煙ってとんでもない!タバコはどこでも禁止だ!」となりますが・・・
そもそもこの論拠はなんなのでしょう?まさか国民ひとりひとりの死亡原因が受動喫煙かそうでないかを確定することは不可能です。夫が喫煙者だったから、妻が死んだのは(肺癌にせよ心疾患にせよ)受動喫煙が原因とか、どうやって判断するのでしょう?
おそらくコホート研究から推測しているだけであるのは間違いないと思われますが、その推測の方法がわからなかったので調べているうちにこのサイトを見つけました。
現在、声高に叫ばれている受動喫煙説の位置づけはどうなるのか。非喫煙の罹患者はすべて受動喫煙の被害者なのか。「世界の反タバコ運動に投じた巨大な灯」(青木国雄)、「いかがわしい宗教の経典に似ている」(名取晴彦)と両極端の評価がある平山雄の受動喫煙説を、今回は再検分する。
この平山論文は「ウィーン会議」でかなり批判されたようです。
(1)基本データの取得は1965年に限られ、転居者をふくめ、その後の追跡が不十分である。対象地域の六府県が公害の多い工業地帯に偏していないか。(2)夫妻の住宅環境、同居時間など受動喫煙に関わる諸条件を調査していない(平山は日本の住居は狭苦しいと釈明)。(3)肺ガンが原発か転移か、組織型(腺ガンか扁平上皮ガンかなど)の別などが不明。(4)「ときどき吸う人」の10万人当り264人という死亡率が、「喫煙しない人」の304人より低いというデータを無視している。(5)非喫煙者同士の夫妻でガン死した実数と原因(タバコ以外?)が究明されていない。(6)既婚女性より未婚女性の肺ガン死亡率のほうが高いなど理に合わぬデータがあるのは、14年間の肺ガン死が計346人と過少にすぎるなど、偶然性に左右される要素が多いからではないか(平山は未婚女性の多くは未亡人だと反論)。(7)副流煙はすぐに希釈拡散し、口からではなく鼻から吸入するので濾過される。(8)相対リスクが1~2では有意性があるとは言えない(※33)。被調査者の5%がウソを申告すると、がらりと変ってしまう。
「肺がんが最も好発する年齢群のヘビースモーカーでも、93%の人は肺がんにならない」ので「喫煙者全員に禁煙を求める必要はない」のに「どのスモーカーが肺がんになるかを予め識別できなかったために全員が禁煙」を強いる風潮にしてしまったと説く重松逸造のユニークな視点が興味深い。
どうも禁煙運動はいかがわしい活動家の運動みたいになってきてます。
その後こんな本を読んでみました!興味深かったです。↓
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