書評

【書評】名画でたどる聖人たち もう一つのキリスト教世界:秦 剛平

2015年9月14日

名画でたどる聖人たち もう一つのキリスト教世界

私、ミュージカルのオペラ座の怪人が大好きで

その中に、「音楽の天使」って出てくるんですよね。

Angels of musicって日本人にはぴんとこないフレーズです。

そもそも天使って何だ?って思いながら図書館のキリスト教関連棚をぶらぶらしていたら

この本を発見!

序章が秀逸です。まずキリスト教は実質的に一神教ではないと言っています!

神、神の子、精霊、聖母マリアで少なくとも4神教

それに、数々の聖人たち!

さらに、ローマ法王たち!

キリスト教は多神教じゃないか! というところからこの本は始まってます。

著者は絵画の専門家であり、キリスト教の専門家みたいですが

まったくキリスト教に対しては批判的です。

数々の聖人を紹介して、キリスト教の矛盾をついてますね。面白いです。

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