以下、自分がKindleでハイライトした文章
「血糖値を上げるのは糖質だけで、脂質とタンパク質は上昇させない」「脳はエネルギー源としてブドウ糖しか利用できないというのは間違いで、ケトン体も利用する
脂肪悪玉説というのは、脂肪を摂りすぎると肥満になりやすいし、コレステロールが増えて血管に詰まるので病気になりやすい、とくに動物性のアブラは体に悪いから摂らないほうがいい、といった説です。
日本の医師や栄養士の間では、「戦後、炭水化物の摂取が減り続け、脂肪の摂取が増え続けて肥満や糖尿病が激増した」という常識・定説が信じられてきました。しかしグラフから明らかなように、炭水化物の比率は1997年を底にしてその後は緩やかに増加しています。脂質は逆に1997年をピークにして、その後は緩やかに減少しています。この常識・定説は誤った神話だったのです。
主なエネルギー源は、日頃なじみ深い「ブドウ糖—グリコーゲンシステム」と考えがちですが、違うのです。実は日常生活の主なエネルギー源となっているのは「脂肪酸—ケトン体システム」のほうなのです
赤血球はブドウ糖が唯一のエネルギー源。 脳はブドウ糖とケトン体がエネルギー源。 赤血球と脳以外のすべての細胞は、ブドウ糖・ケトン体・脂肪酸がエネルギー源。 肝細胞はミトコンドリア内でケトン体を生成するが、自分は利用せず他に供給する
古くから野草や野菜は日常的に食べていたと思います。このことは、人類がビタミンCを体内で合成できないことからも推察できます。動物性食品だけでは、ビタミンCが必ず不足してしまうからです。野草にもビタミンCが豊富なものがたくさんあります
ちなみに、現在、糖質制限食で野菜を摂ることは、ビタミンCを確保するためにも重要な意味を持っています。皆さんも適量の野菜(最低ビタミンC必要量)は必ず食べるようにしてください。ただし大量の野菜は糖質量が増えるので要注意です
一つだけ、野菜に関する記述ですが現在の私の考えとは違ってます。類人猿は果物は食べますが野菜は食べないのではないでしょうか?人類の祖先が「野草や野菜」を日常的に食べていたとは考えにくいと思います。もちろん人類の祖先というのは農耕以前の何万年以上前の人類です。ビタミンCは果物から摂取していたからビタミンCを体内で合成し亡くなったと考えるのが普通ではないでしょうか?
また糖質を食べなければビタミンCは腎臓から再吸収されるので必要量自体が少なくなるという説もあります。