人類史 書評

【書評】人類史のなかの定住革命:西田正規 著

2015年7月12日

51n5WFuuUGL最初に定住してから、そのあと農耕が始まったのであって、農耕が始まったから人類は定住したわけではない。特に日本の縄文時代などはそれにあてはまるわけですね。
 
人類はオナガザルの大型化に対して、素手で立ち上がって石を投げつけたり棒で威嚇することで生き残ってきたという。
 
道具を持って立ち上がることで、生存競争に勝ち残った。
 
しかし一方で同種を殺すこともある。
 
お互いに敵意がないことを示すために言語が発達した?河内弁の会話に象徴されるようなどうでもいいやりとりとか
 
定住する動物は基本的に巣の外に排泄場所を作る。巣のなかは綺麗にする。類人猿は垂れ流しだ。
 最後の排泄物垂れ流しですが、たしかに動物園にいくとチンパンジーも日本猿もおしっこにウンチ垂れ流しですね。これはもともと類人猿が定住する動物ではないからとのこと。納得です。だから人間も赤ん坊の頃は垂れ流しなんですね。人間は親がしつけないといけないけど、猫なんか勝手にトイレの場所を決めますもんね。
 

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