某質問サイトでコレステロールと検索すると、コレステロールが高いことによる不安やスタチンというコレステロール低下薬を出されたけど副作用は大丈夫なのかという疑問の質問が多々見受けられます。
この記事ではコレステロールに関する不安例を列挙して簡潔に答えてみたいと思います。
コレステロールが高いと言われて不安に感じている人は必見です。
コレステロールに関する質問一覧
答え
- 家族性高コレステロール血症を除けば、LDLが高いために心筋梗塞や脳卒中を来すことはない
- コレステロールの3/4は肝臓で合成される。食事の影響は少ない。卵は逆に健康のためにたくさん食べるべき
- コレステロールを低くする薬(スタチン)は副作用が多い薬。LDL160程度で飲むべきではない。
コレステロールの基準値は?
ほとんどの健診施設や病院では日本動脈硬化学会の基準値を用いてます。ただ、この日本動脈硬化学会の基準値というのはくせ者で、健康成人の半数が引っかかります。25%を要治療と判断するトンデモ基準値なのです。約50%の確率で要注意と言われるのです。
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LDLコレステロールが高いと死ぬのか?
コレステロールがなにか身体に悪さをするわけではありません。コレステロールに悪玉も善玉もありません。
動脈硬化のある部分をみるとコレステロールが沈着しているため、コレステロールが動脈硬化の原因だと誤解したことがすべての始まりですが、原因と結果をはき違えているのです。
コレステロールを下げる薬は飲んだ方がいいのか?
コレステロールを下げる薬のうち「スタチン」という種類の薬には注意が必要です。
スタチンの作用機序(Wikipediaより)
体内に吸収されたスタチンは、主に肝臓に分布する。スタチンはメバロン酸経路の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素の働きを阻害することで、肝臓でのコレステロール生合成を低下させる。
スタチンの副作用として、横紋筋融解症や癌発生率の上昇、認知症、パーキンソン病などが報告されています。
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まとめ
日本動脈硬化学会の間違ったコレステロールの基準値のために、多くの人々が不安を抱え込むことになっています。
日本動脈硬化学会は基準値を必要以上に低く設定している根拠を提示すべきです。