コレステロールの嘘

【コレステロールの嘘】健康診断で中性脂肪が低いといわれたときは?

2020年10月31日

中性脂肪が高いときは糖質の摂りすぎですが、逆に低いといわれたときはどうしたらいいのでしょうか?糖質を食べると血糖が上がって糖尿病の気がある場合は躊躇しますよね。この記事では中性脂肪(トリグリセライド)について解説します。

中性脂肪とは

体重計にる男性

  • 脂質には3つある(単純脂質、複合脂質、誘導脂質)
  • 中性脂肪は単純脂質のひとつ
  • 正式名はトリアシルグリセロール
  • グリセロール(グリセリン)に3つの脂肪酸がついている
  • 肝臓で合成された中性脂肪はVLDLという輸送アイテムで脂肪細胞へ運ばれる。
  • 体内で合成される中性脂肪の多くは、過剰に摂取した糖質から生じる。
トリグリセライド

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脂肪酸とVLDL

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食事による中性脂肪の変動

中性脂肪は食事によって変動が大きい因子です。

詳しくは下記のCRCのホームページに記載がありましたので紹介します。

http://www.crc-group.co.jp/crc/qanda/82.html CRCホームページより

血液中の中性脂肪(TG)は、食事から吸収されたカイロミクロン(外因性)と肝臓で合成されたVLDL(内因性)に主として含まれ、筋肉や脂肪組織に運搬されています。食物として摂取される脂肪の大部分は中性脂肪のため、直接影響して中性脂肪値は増加し、食後4~6時間でピークとなります。

また、飲酒でも中性脂肪が高くなります。アルコールは肝臓に運ばれてアセトアルデヒドと水素に分解・解毒されますが、このアセトアルデヒドが脂肪の分解を抑え、同時に中性脂肪の合成を高めてしまいます。中性脂肪合成のピークは、アルコールを飲んで12時間後といわれています。

 さらに、アルコールと脂肪を同時に摂取すると12時間以上経っても中性脂肪の増加がみられます。

 一方、総コレステロール(TC)やHDLコレステロール(HDL-C)、LDLコレステロール(LDL-C)は食後の採血でも影響はほとんどないといわれていますが、カイロミクロンの増加で低値に測定されます。

 よって、朝食だけでなく、前の晩遅くまで食事をしたり、アルコールを飲んだりした場合は中性脂肪値が高値、コレステロール値が低値となる場合があり正しく評価できません。

 正確な血清脂質の測定には、検査前日の高脂肪食や高カロリー食を慎み、禁酒し、12時間以上絶食後の早朝空腹時の採血が必要です。

中性脂肪が高いときは?

まずは糖質制限をしましょう。常に糖質過剰状態にあれば、当然肝臓では糖質を中性脂肪に合成して末梢の脂肪細胞へVLDLという輸送システムで運ぶことになります。

ただ、一時的に食事の影響で上昇することはあります。食事後の血液検査でしたら気にする必要はないでしょう。

健診で中性脂肪が高かったら? 糖質制限をするべし!

健康診断で中性脂肪(トリグリセリド)が高くて脂質異常症と言われませんでしたか? 一体中性脂肪とはなんでしょうか?また中性脂肪が高いと身体にわるいのでしょうか?

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中性脂肪が低いときは?

中性脂肪が低くて問題になることはほとんどありません。

前述のように絶食時間が長いと当然低くなるからです。

まとめ

血液検査前の絶食時間によって中性脂肪値は大きく変化します。

低い場合は検査前の絶食時間が長かった等が考えられます。

特に体調が悪いわけではないのであれば問題ないでしょう。

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